AppleのiPhone、iPad、Macbook、AirPods、AppleWatchなどの製品は、スマートフォン業界やイヤホン業界など他社製品と比較しても、高品質ながら高価格帯であることが広く認識されています。
これらのApple製品は、セールや大幅値引きがほとんど行われないため、購入には多額の予算が必要になります。
そこで、Apple公式で新品のApple製品を安く購入できるのが「初売り」と「学割制度」です。
本記事では、「初売り」と「学割制度」どちらがお得で安いのか徹底的に比較、解説していきます。
「初売り」と「学割制度」のどちらがお得なのか?
学生・教職員 | 学生・教職員以外の社会人 |
---|---|
学割制度+新学期キャンペーン(併用) ※iPad・Macbook以外は初売り | 初売り |
結論として、学生・教職員は「学割制度+新学期キャンペーン【併用】」、学生・教職員以外の人は「初売り」での購入が最もお得です。
そこで、まずは「初売り」と「学割制度」の違いについて解説していきます。
「初売り」と「学割制度」の違い
- 対象商品
- 「初売り」:Apple製品の一部対象商品
- 「学割制度+新学期キャンペーン【併用】」:iPad、Macbook、iPad&Macbookアクセサリーのみ
- 還元・値引方法
- 「初売り」:Appleギフトカードで還元 ※AirTagをプレゼント
- 「学割制度」:本体値引 ※新学期キャンペーン【併用】:Appleギフトカード還元
- 還元・値引額
- 「初売り」:Appleギフトカード最大30,000円還元 ※AirTagをプレゼント
- 「学割制度」:1,320~最大59,420円以上値引き(上限が不明) ※新学期キャンペーン【併用】:Appleギフトカード最大24,000円還元
- 対象者
- 「初売り」:全ての人
- 「学割制度+新学期キャンペーン【併用】」:学生・教職員のみ
- 販売期間
- 「初売り」:1月上旬
- 「学割制度」:年中 ※新学期キャンペーン:2月上旬~4月上旬
「新学期を始めようキャンペーン」は、毎年恒例の学生・教職員向けのキャンペーンで、対象のMacもしくはiPadを学割制度で購入すると、最大24,000円分のAppleギフトカードを貰える期間になります。
「学割制度」と「新学期を始めようキャンペーン」の併用で、Apple製品を学割価格で購入し、Appleギフトカードが還元されます。
「新学期を始めようキャンペーン」は、毎年2月上旬から4月上旬まで開催されます。
対象商品
初売り | 学割制度+新学期キャンペーン |
---|---|
全Apple製品の一部 | iPad、Macbook、iPad&Macbookアクセサリー |
「学割制度」の対象商品は、iPadとMacbook、その他iPadとMacbookに関連するアクセサリーになります。
- iPad Pro13インチ(M4)/Pro11インチ(M4)/Air13インチ(M2)/Air11インチ(M2)/iPadmini 第6世代/第10世代
- Macbook Pro16インチ/Pro14インチ/Air13インチ(M3)/Air13インチ(M2)
- iMac
- Mac mini/Studio/Pro
- Studio Display / Pro Display XDR
- Apple Pencil 第1世代/第2世代
- Smart Keyboard/Smart Keyboard Folio
- Magic Keyboard/Magic Keyboard Folio
一方で、「初売り」はApple製品の全カテゴリ内の一部が対象商品となっており、、毎年ラインナップが変更されています。
- iPhone 14/14 Plus/SE
- iPad Pro12.9インチ/11インチ/Air/mini/第10世代
- Macbook Air 13インチ(M1チップ)/13インチ(M2チップ)/15 インチ(M2チップ)
- Mac mini
- AirPods 第2世代/第3世代/Pro 第2世代/Max
- AppleWatch SE
- Apple Pencil 第1世代/第2世代
- Smart Keyboard Folio
- Magic Keyboard
- Apple TV 4K
- HomePod
- Beats
還元・割引方法
初売り | 学割制度+新学期キャンペーン |
---|---|
Appleギフトカードで還元 ※AirTagをプレゼント | 本体値引+ Appleギフトカードで還元 |
「初売り」は、対象のApple製品を購入するとAppleギフトカードを還元します。
Appleギフトカードの還元は、販売価格は変わらず、購入後にAppleギフトカードをお渡しするっていう流れです。※値引きではありません。
「学割制度」は本体値引きに加えて、対象のApple製品を購入時に「新学期キャンペーン」だとAppleギフトカードを還元することで、「学割制度」と「新学期キャンペーン」の二重キャンペーンになります。
還元・値引額
製品 | 初売り還元額 | 学割割引額 +新学期割引額 |
---|---|---|
iPadPro 12.9インチ | 15,000円 | 16,000円 +19,000円 |
iPadPro 11インチ | 15,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadAir | 11,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadmini | 8,000円 | 8,000円 +0円 |
iPad第10世代 | 8,000円 | 5,000円 +0円 |
iPad第9世代 | ー | 4,500円 +0円 |
割引の価格表を見て分かる通り、「初売り」に比べて「学割制度」と「新学期キャンペーン」を併用することで圧倒的にお得です。
ただし、iPad、MacbookだけでなくiPhone、AppleWatch、AirPodsなど、全Apple製品が幅広く割引しているのが「初売り」になります。
製品 | 初売り還元額 | 学割割引額 +新学期割引額 |
---|---|---|
iPhone14 iPhone14 Plus | 11,000円 | ー |
iPhone13 | 8,000円 | ー |
iPhoneSE | 4,000円 | ー |
iPhone、AppleWatch、AirPodsなど、「学割制度」と「新学期キャンペーン」の対象商品以外なら「初売り」がおすすめです。
学割制度で割引されることがない製品も、初売りでは還元されるため欲しい商品があれば買い時です。
初売りと学割制度の割引額の一覧はコチラ
製品 | 初売り還元額 | 学割割引額 +新学期割引額 |
---|---|---|
iPhone14 iPhone14 Plus | 11,000円 | ー |
iPhone13 | 8,000円 | ー |
iPhoneSE | 4,000円 | ー |
iPadPro 12.9インチ | 15,000円 | 16,000円 +19,000円 |
iPadPro 11インチ | 15,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadAir | 11,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadmini | 8,000円 | 8,000円 +0円 |
iPad第10世代 | 8,000円 | 5,000円 +0円 |
iPad第9世代 | ー | 4,500円 +0円 |
MacBookAir 13インチ(M1チップ) | 20,000円 | 15,000円 +24,000円 |
MacBookAir 13インチ(M2チップ) | 26,000円 | 15,000円 +24,000円 |
MacBookAir 15 インチ(M2チップ) | 30,000円 | 15,000円 +24,000円 |
MacbookPro 14インチ | ー | 16,000円 +24,000円 |
MacbookPro 16インチ | ー | 32,000円 +24,000円 |
iMac | ー | 8,000円 +24,000円 |
Mac mini | 15,000円 | 14,000円 +0円 |
Mac Studio | ー | 28,000円 +0円 |
Mac Pro | ー | 60,000円 +0円 |
Apple Watch SE | 6,000円 | ー |
AirPods(第2世代) AirPods(第3世代) | 4,000円 | ー |
AirPods Pro(第2世代) | 8,000円 | ー |
AirPods Max | 12,000円 | ー |
Apple Pencil(第2世代) | 4,000円 | 1,420円 +0円 |
Apple Pencil(第1世代) | ー | 1,320円 +0円 |
11インチiPad Pro(第4世代)用Smart Keyboard Folio | 4,000円 | 3,120円 +0円 |
iPad Air(第5世代)用Smart Keyboard Folio | 4,000円 | 3,120円 +0円 |
12.9インチiPad Pro(第6世代)用Smart Keyboard Folio | 4,000円 | 3,120円 +0円 |
iPad Pro・iPad Air用 Magic Keyboard | 8,000円 | 3,020円 +0円 |
Magic Keyboard Folio – iPad(第10世代) | 8,000円 | 3,120円 +0円 |
Mac Studio | ー | 28,000円 +0円 |
Studio Display | ー | 14,000円 +0円 |
Pro Display XDR | ー | 59,420円 +0円 |
Mac Pro | ー | 47,020円 +0円 |
Apple TV 4K | 4,000円 | ー |
HomePod | 8,000円 | ー |
Beats Studio Pro Beats Powerbeats Pro | 8,000円 | ー |
Beats Solo3 Wireless Beats Fit Pro Beats Studio Buds Beats Studio Buds + | 6,000円 | ー |
対象者
初売り | 学割制度+新学期キャンペーン |
---|---|
全ての人 | 学生・教職員、PTA役員 |
「初売り」は誰でも対象者で、老若男女問わず全ての人が利用できるセールです。
一方で、「学割制度」は、学生や教職員、PTA役員のみに対応している制度です。
- 大学、高等専門学校、専門学校の学生*
- 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒*
- 大学受験予備校に在籍する学生*
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
- PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方
*大学、高等専門学校、専門学校の学生、それらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生は父母の代理購入もできます。
学生・教職員じゃない人が購入するとバレる?
学割制度の対象外だった人たちの中には、「どうせバレないだろ」と考えている人が多いと思います。
しかし、学割対象者でない人が学割制度を利用するとバレます!
AppleStore(実店舗)やAppleオンラインストアで、学割制度を利用する際には身分証明書が確認されるからです。
実際に、AppleStore(実店舗)でiPadを学割制度で購入する際に、学生証の提示を求められました。
顔写真と実際の顔をじっくり見比べられました。(経験者が語る)
Appleオンラインストアの学生・教職員ストアでは、UNiDAYSで学割対象者か確認する制度が整ってきています。
販売期間
初売り | 学割制度+新学期キャンペーン |
---|---|
1月上旬 | 年中 ※新学期キャンペーンのみ2月上旬~4月上旬 |
「学割制度」は年中利用できますが、「新学期キャンペーン」を併用する場合は2月上旬~4月上旬です。
一方の「初売り」は1月上旬の数日だけになります。
学生・教職員は学割制度+新学期キャンペーン(併用)
学生・教職員 |
---|
学割制度+新学期キャンペーン(併用) ※iPad・Macbook以外は初売り |
学生・教職員がiPad、Macbookを購入するなら、学割制度+新学期キャンペーン(併用)がおすすめです。
「学割制度」で本体価格の値引きに加え、「新学期キャンペーン」中はAppleギフトカードで数千円還元されるため、「学割制度」と「新学期キャンペーン」の二重キャンペーンになります。
製品 | 初売り割引額 | 学割割引額 +新学期割引額 |
---|---|---|
iPadPro 12.9インチ | 15,000円 | 16,000円 +19,000円 |
iPadPro 11インチ | 15,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadAir | 11,000円 | 8,000円 +19,000円 |
iPadmini | 8,000円 | 8,000円 +0円 |
iPad第10世代 | 8,000円 | 5,000円 +0円 |
iPad第9世代 | ー | 4,500円 +0円 |
アクセサリーは購入する製品によって、「学割制度」と「初売り」のどちらが安いか変わるため、購入するアクセサリーで決めましょう。
「新学期キャンペーン」がない場合
お金に余裕がある人 | お金に余裕がない人 |
---|---|
初売り | 学割制度 |
もし、購入する時に「新学期キャンペーン」が開催されていない場合は、お金に余裕があれば「初売り」、お金に余裕がなければ「学割制度」です。
しかし、本体価格だけで見れば「学割制度」の方が値引きされるため安く購入することができます。
そのため、販売価格だけで見れば「学割制度」、購入後の還元を差し引いたトータルで見ると「初売り」がおすすめです。
学生・教職員以外の社会人は「初売り」
学生・教職員以外の社会人 |
---|
初売り |
学生・教職員以外の社会人は、「学割制度」が利用できないので「初売り」一択です。
「学割制度」と比べて一年中利用はできず、約数日だけのセールですが、待つだけの価値はあります。
「学割制度」と「初売り」をもっとお得に購入する方法
「学割制度」と「初売り」をもっとお得に購入する方法を下記で詳しく紹介しています。
- 楽天市場でApple ギフトカード購入
- AppleギフトカードをApple IDに登録
- Rebates経由でAppleオンラインストアで購入
購入過程が少々複雑に感じられるかもしれませんが、以下の手順通りに操作を行えば、Apple製品を安く買うことができます。
楽天市場でApple ギフトカード購入
まずは、楽天市場でAppleギフトカードを購入予定のApple製品の価格だけ購入しよう。
楽天市場では、Appleギフトカードを1,500~50,000円の範囲内で購入可能で、1円単位の金額で調整が可能です。
楽天市場でAppleギフトカードを初回購入する場合、初回購入から45日間は購入額は1万円の制限があります。45日以降からは、制限なく購入することができます。
楽天市場の魅力は、「楽天SPU」や「お買い物マラソン」、「5と0のつく日」イベントを利用することで、ポイント還元率が大幅に上昇します。
今後、Apple製品を購入する予定があり、ポイント還元率がアップするイベントがある際は、先にAppleギフトカードだけ買っておくのがおすすめです!
楽天市場では、最低でも購入した価格の1%以上が楽天ポイントで還元されます。
これに加えて、上記のイベントや楽天SPUを活用することで、さらに高い還元率を得ることが可能です。
楽天SPUとは、対象サービスの条件を達成すると楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムです。
引用元:楽天市場
AppleギフトカードをApple IDに登録
その後、楽天市場でAppleギフトカードを購入したら、数分後に楽天市場で登録しているメールアドレスに下記のようなメールが届きます。
送られてきたコードをタップすると、購入した金額分がApple IDの残高に追加されます。
楽天市場では、Appleギフトカードを1回の買い物で最大5万円しか購入できないため、5万円以上を購入する場合は複数回に分けて購入する必要があります。
購入予定のApple製品の価格と同等の金額までチャージできたら、次のステップです。
Rebates経由でAppleオンラインストアで購入
RebatesからAppleオンラインストアにアクセスすることで、Apple製品の金額の一部が楽天ポイントが還元されます。
Rebatesを利用することで、Apple製品の価格の最大5.5%が楽天ポイントで還元されます。
- 通常:1~4%
- 楽天スーパーセール:3~5%
- 2024年初売り:最大4%(3%+事前エントリー1%)
- リーベイツ高還元DAYS:最大5.5%(4.5%+楽天モバイル契約中の方1%)
現在、友達キャンペーンを実施中です!下記のURLから、新規アカウント作成と3000円以上の初回購入で、最大600楽天ポイントがプレゼントされます。
楽天SPUと楽天市場のセール、Rebatesの還元率アップのイベントなどのタイミングが合えば、20%以上の還元率になる可能性があります。
また、Rebatesを利用する際に注意すべきことが2点ございます。
- 同一ブラウザで利用する。
楽天IDログイン中とRebatesでお買い物中のブラウザは、必ず同一のパソコン(またはスマホ)の同一ブラウザ内でご利用ください。 - Cookie設定を有効にする。
Cookie機能を「無効」に設定している場合は、有効にした状態でRebatesをご利用下さい。
これらの注意点を意識して購入しないと、楽天ポイントが配布されない可能性があります。
Rebatesから正規のAppleオンラインストアにアクセスするので、使い勝手は普段のAppleオンラインストアと同じです。
Appleの学割制度と認定整備済製品、初売りでも利用できるため、破格の安さでApple製品を購入できます。
Q&A
- 「学割制度」と「初売り」は併用できますか?
-
「学割制度」と「初売り」は併用できないです。
- 「学割」と「初売り」特典のAppleギフトカードコードを記載したメール届きません。
-
人によって異なり、注文後の24時間以内に届いた人もいれば、製品が発送完了後にメールが届いた人もいます。
もし、メールがいつまでも来ない場合は以下の原因が考えられます。
- 迷惑メールに入っていないか。
- 間違ってゴミ箱に捨てていないか。
- 登録する際にメールアドレスを間違えていないか。
一度、AppleStoreコールセンター(0120-993-993)に連絡をしてみましょう。連絡する前に注文番号を調べてから電話しよう。
まとめ
学生・教職員 | 学生・教職員以外の社会人 |
---|---|
学割制度+新学期キャンペーン(併用) ※iPad・Macbook以外は初売り | 初売り |
学生・教職員は「学割制度+新学期キャンペーン【併用】」とそれ以外の人は「初売り」を利用することで、Apple製品を安く購入できます。
学生・教職員は「学割制度+新学期キャンペーン」の併用で本体価格が安くなる上に、Appleギフトカードが還元されるため更にお得です。
学生・教職員以外の人は「初売り」を利用し、Appleギフトカードをもらうことで、追加のApple製品を購入するのに役立てましょう。
最後までご愛読ありがとうございました。