
2022年9月に発売されたAirPodsProの最新モデル「AirPods Pro 第2世代」は、最大2倍のノイズキャンセリング機能、タッチセンサー、USB-C端子を搭載し、これまでのAirPodsProシリーズをさらに進化させた1台です。
2025年7月15日現在、自分はAirPodsPro第2世代を新たに購入しました。以前、4年半にわたってAirPodsPro第1世代を使用していたため、その進化に期待していました。
AirPodsPro第2世代を実際使った感想としては、勉強や作業に取り組む上でさらに捗るイヤホンだと感じました。
噂では、AirPodsPro第2世代の発表が、AirPodsPro第1世代の発表から3年後だったことから、AirPodsPro第2世代の発表から3年後、2025年にはAirPodsPro第3世代の発表が予想されます。
本記事は、AirPodsPro第1世代(初代)とAirPodsPro第2世代を比較していき、AirPodsPro第2世代のメリットやデメリットを紹介していきます。
製品概要

AiPodsPro第2世代のスペックと外観、重量を紹介します。
![]() AirPodsPro 第2世代 | ![]() AirPodsPro 第1世代 | |
---|---|---|
チップ | H2チップ | H1チップ |
ノイズコントロール | 最大2倍のノイズキャンセリング 適応型ノイズキャンセリング 外部オン取り込み | ノイズキャンセリング 外部オン取り込み |
イヤホン本体サイズ (縦 x 横 x 高さ) | 約30.9 x 21.8 x 24.0mm | 約30.9 x 21.8 x 24.0mm |
充電ケースサイズ (縦 x 横 x 高さ) | 約45.2 x 60.6 x 21mm | 約45.2 x 60.6 x 21.7mm |
重量 (イヤホン本体 / 充電ケース) | 5.3g / 50.8g | 5.4g / 45.6g |
センサー | 肌検出センサー 動きを感知する加速度センサー 音声を感知する加速度センサー タッチコントロール | デュアル光学センサー 動きを感知する加速度センサー 音声を感知する加速度センサー 感圧センサー |
バッテリー | 最大30時間 | 最大24時間以上 |
購入 | Amazon | Amazon |

AirPodsPro第2世代の同梱物は以下になります。
- AirPodsPro第2世代 本体
- 充電ケーブル(USB-C to USB-C)
- イヤーピース(L・M・S・XS)
- 説明書
AirPodsPro第1世代の付属品には、L・M・Sの3種類のイヤーチップが含まれていました。
外観


AirPodsPro第2世代の充電ケースは、前後のデザインともにAirPods Pro 第1世代と同じです。


しかし、サイドはストラップホールが追加され、底面はスピーカー口が追加され、Lightning端子からUSB-C端子へと変更されました。
重量

AirPodsPro第2世代の重量は約62gです。
多くの機能が追加され、バッテリー容量も増量されたにも関わらず、重量はAirPods Pro 第1世代と比較して、ほとんど変わらないのは嬉しいポイントです。

メリット
AirPodsPro第2世代の利点、良かった点は以下の5つになります。
- 最大2倍の静寂を実現したノイズキャンセリング機能
- 周囲の音に合わせた自動調整できる適応型ノイズキャンセリング機能
- 充電忘れ防止の通知機能
- タッチコントロール搭載で操作性向上
- USB-C充電対応
最大2倍の静寂を実現したノイズキャンセリング機能

Appleによると、AirPodsPro第2世代はAirPodsPro第1世代と比較して最大2倍のノイズキャンセリング機能を実現しています。

「2倍のノイズキャンセリング」って言われると、「そうかな?」って感じがします。
AirPodsPro第1世代は、電車内でエアコンの音や声の大きな会話が気になることがありましたが、AirPodsPro第2世代ではそれらの音が大きく軽減されており、音楽やBGMを再生したらほとんど聞こえなくなります。
この静寂感は、勉強や読書をする際のカフェなどでおすすめで、周囲の会話や音楽などが気になって集中できないことがありますが、AirPodsPro第2世代をつけるだけで、カフェの雰囲気を楽しみながら、耳は完全に静寂に包まれる感覚を体験できます。
周囲の音に合わせた自動調整できる適応型ノイズキャンセリング機能


AirPodsPro第2世代はノイズキャンセリング機能の向上にとどまらず、周囲の環境に応じてノイズキャンセリングの強さを自動的に調整する「適応型ノイズキャンセリング機能」を搭載しています。
交通量の多い場所、工事現場など騒音環境に応じて、ノイズキャンセリングの強さが自動で調整されます。
しかし、常にノイズキャンセリングをしていると耳に圧迫感を感じる方には、適応型ノイズキャンセリング機能を使用することで、耳への負荷が軽減され、より快適に使用できると感じました。
内蔵スピーカー搭載で充電忘れ防止・紛失防止
AirPodsPro第2世代の充電ケースは内蔵スピーカーが搭載されて、充電状態が低下すると音で通知してくれるため、充電忘れを防止します。
僕は時々「まだ充電が残っているだろう」と勝手に判断してそのまま放置し、翌日に充電切れになってしまうことがありましたが、この通知機能のおかげで充電忘れが減りました。
さらに、iPhoneの「探す」アプリを使うと、充電ケースを音で探すことができ、ケースを紛失してしまっても簡単に見つけられる点が非常に便利です。
僕は普段物を失くすことは少ないので、そこまで恩恵を感じていませんが、物をよくどこに置いたか忘れてしまう方には、この機能が特に役立つと思います。
タッチコントロール搭載で操作性向上


AirPodsPro第2世代ではイヤホン本体にタッチコントロールが搭載され、音量調整がイヤホン単体で可能になりました。
AirPodsPro第1世代は、音楽再生、曲送り、通話の応答・終了、ノイズコントロールの切り替えがイヤホン本体でできましたが、音量調整はスマホから行う必要がありました。
そこで、AirPodsPro第2世代にタッチコントロールが搭載されたことで、従来の機能に加えて音量調整もイヤホン単体で行えるようになったことで、ポケットやカバンからスマホを取り出して音量調整する手間が省け、さらに便利に使えるようになりました。
個人的には、操作感度もAirPodsPro第1世代と比べて向上したと感じています。


ノイズコントロールの切り替えについては、デフォルトでノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが設定されています。
AirPodsPro第2世代のイヤホン単体で適応型ノイズキャンセリングに切り替えたい場合は、以下の手順で設定できます。
- 「設定」アプリ
- AirPods Proの設定
- ノイズコントロール
USB-C充電対応


AirPodsPro第2世代は充電端子がUSB-Cに対応しているため、USB-Cケーブル1本持ち歩くだけで済むようになりました。
しかし、AirPodsPro第2世代は、充電ケーブルを統一することができるため持ち物がすっきりとします。
デメリット
AirPods Pro 第2世代の不便、惜しい点は以下の2つになります。
- 高機能なため高価格
- 真新しさを感じられない
高機能なため高価格


AirPodsPro第2世代は、これまで紹介した数々の便利機能が搭載され、非常に使い勝手が良い商品ですが、価格は39,800円と高価格となります。(現在2025年7月15日)
購入価格が高く、修理費も予想以上にかかるため、購入には慎重な判断が求められることは間違いありません。
ここからは個人的な意見ですが、約4万円でも静かな環境で読書や勉強、仕事をしたい方には買った方がいいと思います。実際に僕も使用してみて、作業環境が大きく改善され、作業へのモチベーションが改善されました。
真新しさを感じられない


AirPods Pro第2世代は、AirPods Pro第1世代のデザインとほぼ変わりません。
ストラップホール、スピーカー口が追加され、USB-C端子に変更されたとはいえ、真新しさが感じられない点が少し残念です。
Apple製品を安く買う方法
MacBook Air M4は魅力的な製品ですが、Apple製品は価格が高いという印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、意外と知られていないだけで、Apple製品を少しでも安く、しかも還元率20%以上で購入できる方法が存在します。


認定整備済製品
Apple製品は、同分野の製品の中でも価格が高いため、予算を抑えられる中古品を購入することが一つの選択肢として考えられます。
そこで、Apple製品の中古品の購入先として注目すべきは、Appleの認定整備済製品という選択肢です。
中古品に多少抵抗がある人でも、Apple公式が新品同様に再整備してくれるため気にならないと思います。
認定整備済製品は、何らかの理由で返品された製品や、メーカーの欠陥が見つかった製品など、中古品・欠陥品をAppleが再整備して新品同様にした製品です。


おすすめアクセサリー
AirPodsPro第2世代をさらに快適に使うための、おすすめなアクセサリーを紹介します。
- AirPodsPro ケース
- 充電器&ケーブル
AirPodsPro ケース


AirPodsProはポケットやカバンから取り出す頻度が高いので、専用のケースにつけておいた方が安心です。
個人的におすすめするのは、NIMASOのシリコンケースです。
他のAirPods Proケースと比較してスベスベ感があり、安物感があまり感じられません。


充電器&ケーブル


AirPodsPro第2世代には付属品としてケーブが含まれていますが、予備として充電器とケーブルは別途購入しておくことをおすすめします。
下記の充電器は65w出力となっており、AirPodsProd第2世代の充電にはオーバースペックでありますが、iPhoneやiPad、MacBookAirなどのデバイスにも対応しています。
特に、急いで充電が必要な時や外出先での充電には、軽量でコンパクトな充電器が役立ちます。




まとめ
AirPodsPro第2世代は、最大2倍のノイズキャンセリング機能やタッチコントロール、USB-C充電対応など、多くの進化を遂げているため、さらに勉強や作業が捗るイヤホンだと感じました。
それと同時に価格が高くなっているため、購入には慎重に検討する必要があります。
しかし、勉強や仕事の効率を上げたい方には、AirPodsPro第2世代は非常におすすめです。
最後までご愛読ありがとうございました。







