
僕はオラクル認定資格制度の1つである”Oracle Master Gold DBA 2019”を受験し合格することができました!
偏差値は40で情報系Fラン大学卒業、実務経験はなしの、どこにでもいる社会人1年目です。
本記事では、Oracle Master Gold DBAを今後受験する人たちに、試験合格者がどういった勉強法をしてきたかを紹介していきます。
Oracle Master Gold DBAとは

まずは、Oracle社が運営しているオラクル認定資格制度の1つである「Oracle Master Gold DBA」について説明していきます。
Oracle社は、リレーショナルデータベース製品“Oracle Database”の開発、運用、販売を行っています。
リレーショナルデータベースを簡単に説明すると、データを格納した表と表を関連付けさせて管理するデータベースです。
その「Oracle Database」を利用する際、インストールや管理、バックアップ、パフォーマンス監視などのデータベース管理を担うのがDBA(データベース管理者)です。
データベース管理をする上でバックアップやリカバリ、パフォーマンス分析、セキュリティ管理など、本格的な設計・運用力を備えた上級者向けが、Oracle Master Gold DBAになります。
試験内容
試験内容 | Oracle Master Gold DBA |
---|---|
試験時間 | 120分 |
出題形式 | 選択問題 |
出題数 | 68問 |
合格ライン | 57% |
合格率 | 不明 |
受験日 | 随時可能 |
受験料 | 37,730円(税込み) |
受験資格 | SilverDBA2019 旧試験合格 |
Oracle Master Gold DBAは、試験時間が120分で72問の選択問題を解くという形式で行われます。

合格ラインが60%ってことはつまりどういうこと?



単純計算すると、68 × 0.57 = 38.76なため、39問以上は正解する必要があるね。
自己紹介
勉強法を紹介する前に、一応ここで僕が受験以前の知識レベルがどれほどのものか紹介しておこうと思います。


- 社会人1年目/偏差値40Fラン大学生(情報学科)卒
- 実務経験なし
- 合格した資格試験(受験前の状況):情報処理安全確保支援士試験/応用情報技術者試験/Oracle Master Silver DBA/Oracle Master Silver SQL
僕は既にOracle Master Silver DBAとOracle Master Silver SQLを取得していますが、実務経験はありません。






勉強時間


Oracle Master Gold DBAに合格するまでの、僕の勉強時間は約200時間になります。
4月と5月の2か月間にわたり、平日は1日あたり約3時間、休日は1日あたり約5時間の学習を継続しました。
合格のための勉強方法
それでは、ここからは僕が合格するためにやった勉強方法を、実際に使用した参考書やWebサイトも併せて紹介していきます。
- 参考書を読み、章末問題を解く
- Oracle University講師の練習問題と解説も目を通す
- Oracle University 無料オンライン試験対策
- もう一度参考書を読み、章末問題を解く
- 模擬問題を解く
- もう一度参考書を読んで全ての問題を完璧に解く
参考書を読みながら実機を触る


- 日本オラクル株式会社が監修
- Oracle Master Gold DBAに合格するための特化型参考書
まずは”オラクルマスター教科書 Gold DBA Oracle Database AdministrationII(通称:黒本)を基に勉強を進めました。
Oracle Master Gold DBAの出題範囲をカバーしており、各章ごとに練習問題をまとめ、模擬問題が1回分掲載されています。
データベースの基礎知識を身に着ける本は数多くありますが、Oracle Master Gold DBAに合格するための参考書はこの1冊のみになります。
理解を深めるためにおすすめなのが実物の機器(実機)を触ることですが、実機を触るためにはOracleソフトウェアをインストールして、データベースを1から作成しないといけないから、初心者にとってハードルが高いです。
Oracle University講師の練習問題と解説も目を通す


こちらはOracle Universityの講師によるOracle Master Gold DBA2019の試験解説講座になります。
日本オラクル株式会社の社員様が講師を務めているため、解説部分の情報量が豊富です。
SQLのサンプルを用意してくれているため、実機を利用することで理解を深めることも可能です。
Oracle University 無料オンライン試験対策
Oracle University内で開催されている無償オンライン試験対策に参加しましょう。
不定期での開催となるため参加が難しいかもしれませんが、可能であれば積極的に参加することをおすすめします。
もう一度参考書を読み、章末問題を解く
一通り学習したら、再度黒本を読み直し、章末の練習問題を完璧に解けるようにしましょう。この反復学習により、知識が定着しやすくなります。
模擬問題を解く
ここまで勉強を進めたら、いよいよ模擬問題に挑戦していきましょう。
模擬問題を後周りをした理由は、模擬問題が1回分しかないからです。
Oracle Master Bronze DBAの過去問もないため、知識が浅い状態で解いてはせっかくの模擬問題が勿体ないです。



しっかり勉強して、ある程度理解が進んだ段階で挑戦しましょう。
もう一度参考書を読んで全ての問題を完璧に解く
模擬問題を解いた後は、誤答の内容を確認し、該当箇所を黒本で復習しましょう。
再受験無料キャンペーンは絶対申請するべき!


オラクル認定資格は、定期的に再受験無料キャンペーンを開催しています。
この期間中に受験申込みを行い、プロモーションコードを入力すると、合格できなかった場合でも同じ試験を無料で再受験できます。
再受験無料キャンペーン中は、1回の受験料で2回チャンスがあるため、精神的にも少し安心して試験に挑むことができます。



再受験無料キャンペーンが近々開催される際には、その期間まで待ってから受験するのも一つの手段です。
受験料を安くする方法
現在のOracle Master Gold DBAの受験料は37,730円(税込み)となっており、その高額さから受験を躊躇してしまうこともあるでしょう。
そこで、楽天市場から受験チケットを購入すると、35,200円(税込み)でOracle Master Gold DBAを受験することができます。※2024年7月現在





参考書の価格も高いため、少額の割引でも嬉しいですね。
受験チケットに関する詳しい説明は公式サイトが掲載してくれているためチェック!
まとめ
僕の勉強法はどうでしたでしょうか?少しでも合格の手助けが出来たら嬉しく思います。
- 参考書を読み、章末問題を解く
- Oracle University講師の練習問題と解説も目を通す
- Oracle University 無料オンライン試験対策
- もう一度参考書を読み、章末問題を解く
- 模擬問題を解く
- もう一度参考書を読んで全ての問題を完璧に解く
当然、自分なりの勉強スタイルに合わせるのも良いと思います。きちんと自分に合う勉強法を考えて、計画的に受験するのがおすすめです。



みんなでOracle Masterを取得していきましょう!
最後までご愛読ありがとうございました。



